自律神経の乱れ

別にやる気が
ないわけじゃないんだけど、
・・・何だかなあ

 


例えば、あなたにはこんな症状がありませんか?

1 寝ても疲れがとれない。常にだるい
2 寝つきがわるい。あるいは夜中に何度も目が覚める
3 胸に息苦しさを感じる時がある
4 頭痛、立ちくらみ、めまいがある
5 最近、食欲がない
6 便秘や下痢をしやすい
7 病院などで検査をしても原因が特にはっきりしない

もしかしたら、それは自律神経に原因があるかもしれません。

 

自律神経の失調とは?

身体的症状やからだの不調の自覚があるにもかかわらず、
検査をしても器質的に異常の見られない状態を言います。

自律神経には「活動する神経」と「休む神経」があります。

主に日中に身体を活動的に動かす「交感神経」と、
夜やリラックス時に活性化する「副交感神経」です。

 

二つはシーソーのようにバランスをとっているのですが、
様々な理由によりこの均衡が失われた状態を自律神経の失調と言います。

自律神経は生命を維持する自動制御装置なので、
「まさか私が・・・」といった様に健康に自信のある方でも発症する事があります

 

自分の意思ではコントロールできませんので、
その不安と心労は発症した当人しかわからず、孤独になっていくケースも多いのです。

 

自律神経は全身のあらゆる器官に影響しています。
ですから自律神経失調症になると、人によってさまざまな症状が現れます。

症例としましては・・・

めまい、ほてり、冷え、だるさ、倦怠感、微熱、不眠、眠りが浅い、眠気、
起床困難、疲れやすい、力が入らない、フラフラする、立ちくらみ、発汗、
震え、頭痛、ドライアイ、耳鳴り、嚥下困難、胃腸障害、動悸などです。

 

自律神経は急いで元気にする必要はありません。
自律神経を整えるには、ちょっとしたコツを継続していく事が大切です。

 

自律神経失調症の施術

 

自律神経失調症になると交感神経が働きすぎているケースがほとんどです。

そうすると血管が収縮して筋肉が緊張し硬くなります。
また副交感神経が働きづらくなることで内臓の働きも悪くなります。

鍼灸では血液の循環を改善して筋肉を緩め、内臓の働きを整えます。

そして全身をリラックスさせ
副交感神経を働きやすくすることで自律神経のバランスを整えて
身体の自己治癒力・免疫力を高めて正常な状態に導きます。

 

● 自律神経失調症の改善方法 ●

自律神経を整えるには、規則正しい生活を心がけましょう。
特に睡眠は大切です。

「何時間寝るか」ではなく「何時に寝るか」を意識して
質の高い睡眠を目指すのですが、
睡眠障害も併用している方は、さらに細かなアドバイスも必要です。

 

また自律神経失調症の方の多くは、
身体を休ませて回復させる副交感神経が働きづらくなっています。
ですので身体をリラックスさせて副交感神経を働かせやすくしましょう。

具体的には好きな音楽を聴いたり、
アロマテラピーを生活に取り入れたりすると良いでしょう。

 

特にオススメなのは深呼吸です。
呼吸の吐く息は副交感神経を優位にさせます。
腹式呼吸や深呼吸を上手に行うことで
副交感神経を働きやすくさせることができます。

 

またパソコンやテレビ、蛍光灯などは交感神経を緊張させる原因になります。
夜は可能な限り控えた方がいいでしょう。
少なくとも就寝一時間前などは、
これらを消して副交感神経を働きやすくさせてから寝るようにしましょう。

 

当院では自律神経でお悩みの方はもちろん、
自律神経のトラブルと合併して起こり得る様々な症状の施術も行っております。

 

「体調が優れないのに、
なぜだか原因が分からない」
そんなお悩みをお持ちの方は、
一度お気軽にご相談ください。

 

 

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